こんにちは、かずやんです。
今回はFXの自動取引ツール(EA)に欠かせない存在であるVPSについて調べてきました。
VPSはEA(自動取引ツール)に欠かせない存在!

VPSという単語を、皆さんは何度も見たことはありませんか?
FX取引や自動取引ツール(EA)での自動売買について調べていると、何度も見ることになる単語だからです。
当方のおすすめする自動売買ツール「ビースト」の記事でも、VPSについて触れています。
VPSを利用するか否かや、どこのVPSを利用するかについては、実は自動取引ツール(EA)を使っての取引の上で非常に重要な要素と言えるのです。
VPS、専用サーバー、共用サーバーとは

まずは、VPSに関する基礎的な知識を見ていきましょう。
VPSとは、「Virtual Private Server」の略称です。
邦訳は「仮想専用サーバー」ですね。
サーバー会社のPC等をオンラインで借り受ける、ホスティングサービスの一種となります。
専用サーバーと共用サーバーのいいとこ取りができる中間的な立ち位置のサービスとなります。
この「いいとこ取り」が、VPSならではの強みとなります。
では、VPSの競合となりうる専用サーバーと共用サーバーの強味と弱味を見ていきましょう
専用サーバー
専用サーバーは、一台のコンピュータをすべて一人の利用者が借り受ける仕組みを持つサーバーのことをいいます。
借り受けたPCの性能をすべて利用できます。
また、管理者権限も与えられているため柔軟性にも富んでいます。
OSをウィンドウズからリナックスにしたり、好きなソフトウェアを好き放題インストールしたりと、共用サーバーでは不可能だったカスタマイズが可能な、自由に使えるサーバーと言えます。
最上級の専用サーバーであれば、MMOゲームのような大規模オンラインサービスの運用や、専用PCであることを生かした様々なデータ解析、更には人工知能の開発運用などもこなせるモンスタースペックのマシンが与えられます。
必然的に費用も凄まじいことになりますし、設定・保守管理・メンテナンスまで利用者自身で手配し行う必要があるため、専門知識が非常に高いレベルで求められる事になっています。
家を借りるようなイメージですね。
選べる選択肢の多さも充実しており、ちょっとしたウェブサイトから大規模MMORPGの運営まで広範に対応可能です。
いわば地方の小さな戸建てから、都心の一等地の超豪邸まで好きなものを借りられるとイメージすればわかりやすいでしょう。
個人用途であれば、VPSや共用サーバーで事足りることも多いので、専用サーバーならではのカスタマイズが必要ない場合は、本当に専用サーバーを借りるかきっちり検討することが必要でしょう。
共用サーバー
対して共用サーバーは、一台のコンピューターを複数人で共有する仕組みで動いているサーバーです。
レンタルサーバーの多くはこちらの共用サーバーとなっています。
本サイトも、共用サーバーの上に設置されています。
PCを部屋に区分けし、複数人が借り受ける感じです。
各部屋にCPUやメモリ、データ保存デバイス(SSD,HDD等)のリソースが与えられており、元となるPCのスペックがどうであろうと、共用サーバーを借りた人間は、与えられたリソースのみ使用することとなります。
なお、各人が借り受けたサーバーは完全独立設計ではなく、仮想的にしきられているものでしか無いことが、専用サーバーやVPSと大きく異なる点です。
同じサーバーの利用者が、リソースを大量に消費してしまうと、他のユーザーのリソースまで消費してしまうため、消費されてしまった他のユーザーの共用サーバーの処理能力が低下してしまう可能性があるのです。
これは、共用サーバーの弱点の一つと言えます。
共用サーバーは、いうなればルームシェアです。
リソースを奪われる可能性など、ルームシェアのトラブルの一つである「スペースを使いすぎる同居人」そのままと言えます。
共用サーバーの弱点の一つに、管理者権限が利用者に与えられないというものがあります。
例えば好きなプログラムをインストールすることはたいていの場合不可能です。
自由ではありませんが、設定の手間がないとも言えます。
また、保守管理・メンテナンスなどはホスティングサービス業者に任せきりにできるという利点もあります。
そして、共用サーバーの一番の強みが、コストが低いということ。
専用サーバーやVPSに比べ、限りなくコストを抑えられる仕組みなのは魅力と言えます。
個人サイトや、小規模な企業サイトを運営するなら、共用サーバーがおすすめです。
VPS
専用サーバーが一軒家、共用サーバーがルームシェアだとすれば、VPSは「マンションでの一人暮らし」と言えるサービスとなっています。
VPSは、専用サーバー、共用サーバーのいいところどりのサービスであるため、帯に短し襷に長しなどちらでも満足できない人にとって理想的なサービスです。
VPSは、一台の高性能PCの上にいくつもの仮想OSを設置するという形で運営されています。
仮想PCは決められたリソースの中で自由に運営が可能なため、専用サーバーのように様々なアプリのインストールが可能となっている点が画期的です。
対して、一台のPCのリソースを何人もで強要するという点が共用サーバーと同じです。
共用サーバーと違い、リソースは仮想OSの仕組みによって厳密に区切られているため、他の利用者の影響を非常に受けにくくなっています。
共用サーバーの問題であったリソースの食い合いが発生しにくいというわけですね。
ただし、通信回線は完全に共用しているため、一人が大容量データ通信を行っている最中には回線速度が低下することがあり得るようです。
また、仮想OSにインストールされているOSの管理者権限も得られるため、VPS上で別のOSを使うことも、様々なソフトウェアを自由にインストールしたりすることも可能となっています。
ただし、あくまでも共用サーバーの一部を借り受けているだけであるため、専用サーバーほどの拡張性はありません。
柔軟性もないため、MMOゲームの管理サーバーとして運用するような特殊な使い方には向きません。
PC上で完結できるゲームのサーバーを建てるぐらいなら問題なく可能ですが、企業レベルの運営は望むべくもありませんね。
この点、共用部等の使用方法が固定されているマンションに近いイメージですね。
また、ある程度サーバー運用に関する知識が要求されるという弱点も持ちます。
この点は、有料代行サービスも提供されており、積極的に利用してメンテナンスを確実かつ簡単に行うことがおすすめとされています。
なお、共用サーバーに比べ自由度が高くありながら、コストが共用サーバーより少し高い程度の安さに抑えられているというのも利点です。
コスパがいいというわけですね。
専用サーバー並みの拡張性とスペック、共用サーバー並みの価格帯。
魅力は十分で、FXの自動売買以外にも広範な用途があります。
クラウドサーバー
共用サーバー系のサービスで、忘れてはならないのがクラウドサーバーです。
現実には存在しないため例えづらいですが、あえて言うのであれば部屋の大きさ・設備を自由に変更できるマンションとでもいいましょうか。
クラウドサーバーはVPSと同様に、一台のコンピュータ上で仮想デスクトップを設定して区切り、割り当てられたリソースを独占できるという形になっています。
VPSとことなる点で、CPU、メインメモリ、HDD、回線速度等を必要な時に必要な分だけ強化できるという拡張性の高さが挙げられます。
この点はVPSより優れています。
もちろん、必要なスペックに柔軟に変更した後には、不要になったハイスペック部分を削ってしまうことも可能です。
ウェブサイトに一気にトラフィック増加が発生したときに、一時的にスペックを強化してシステム停止などを未然に防ぐことも可能なわけですね。
一応共用サーバー、専用サーバー、VPS、自宅や企業に直接サーバーを用意する自社サーバーの場合、スペックを一度強化した後、必要なくなったからと元のスペックに戻すのには手間がかかる上に、コストが無駄になる弱点があります。
クラウドサーバーは基本的な仕組みの時点で、短時間での仕様変更が可能となっているので、手間とコストを抑え、柔軟なサーバー運用が可能になっています。
この点はクラウドサーバーの利点と言えます。
更には複数サーバーにまたがってインフラを構築する仕組みも整っており、一つのサーバーに集まった不可を別のサーバーへ分散させることさえ可能です。
弱点としては月額利用料が基本的にVPSよりも割高という点が挙げられます。
初心者から見ると、多数のオプションサービスがとっつきにくいこと、サーバーの知識がないと運用が難しい点も弱点になるでしょう。
FX自動売買にVPSが最適な理由

FX自動売買にVPSが最適な理由は、以下の点となります。
ずばり、一定のスペックを低価格で維持できることです。
自動売買では、MT4/MT5というソフトを常時稼働させておく必要があります。
更に、安定した稼働で取引を確実に行わせる必要があります。
これを実現するには、一定のスペックで動き続け、邪魔をされない仕組みが重要です。
そうすると、クラウドサーバー、専用サーバー、VPSが選択肢となります。
この中で一番やすいのがVPSというわけです。
自動売買のシステムはある程度以上のスペックがいらないのに対し、ある程度以下のスペックでは確実な売買ができません。
このため、共用サーバーは適しません。
FX自動売買を行うのであれば、VPSが最適ということになります。
専門的な知識が必要ではありますが、当方が提供する自動売買ツール(EA)「ビースト」では、豊富なサポートで皆さんをバックアップするのでご安心ください。
FX自動売買に最適なVPSの選び方は?

では実際に、VPSを選ぶ際に必要となるポイントを見ていきたいと思います。
ここでは基本的に自動売買ツール(EA)を用いた自動売買を行うために必要な情報となっているため、VPS全般の優劣や誰にでも当てはまるポイントとは言い切れない点をご理解ください。
OSは必ずWindows Server!
自動売買で採用されていることの多いMT4や、最新のチャートツールであり将来的にEAがリリースされる可能性のあるMT5はWindows上でしか動作しません。
そのため、VPSを選ぶ際にはサーバー向けのWindowsOS「Windows Server」シリーズを選択(インストール)できるものを必ず選ぶようにしてください。
VPSには「CentOS」や「Ubuntu」などのOSを搭載しているシステムも多いのですが、これらでは自動売買ツールを動かせないということになります。
もちろん、自分でOSを変えられるほどにサーバーに精通していれば、これらを選択する価値もあるかもしれません。
ですが、一般にそこまでの知識があるとするのは敷居が高すぎるため、最初からWindowsを採用していて、VPS上でMT4/MT5が動かせるものを選択しましょう。
メモリは1Gで十分!
様々なプランが多くの業者から提供されているVPS。
プランを選択する上で重要なメインメモリの容量を見ていきましょう。
MT4を稼働し自動売買ツールを運用する上では、メインメモリの容量は1GBで十分です。
VPSの中でもFXに特化したものであれば、1GBでいくつものMT4/MT5、そしていくつもの自動売買ツールを稼働させることも可能な場合があります。
ただし、安定した運用を実現するためには、自動売買ツール1つに付き1GB程度のリソースを意識していくと余裕を持って運用可能となります。
当方でもビーストの他ウルフという自動売買ツールを提供しておりますが、両者ともに運用していく場合は2GBプランをおすすめしたいと思います。
FX特化型VPSでいろいろ楽をしよう
VPS業者はいくつもありますが、それらの中にはFX自動売買に特化したVPSを提供しているところもあります。
これらでは仮想デスクトップ機能他、FX取引に必要な設定が最初から行われている事が多いです。
FX用プログラムのインストールや、逆に不要なプログラムをインストールしていないなどですね。
さらに言えば、FX自動売買特化型であるため、必要なスペックを業者が設定していることも安心材料と言えるでしょう。
国外サーバーだと約定も安定
VPSの中には、国外のデータセンター(サーバー)に接続先としているものも存在します。
国内のサーバーから発注された注文は、海外にあるFX業者のサーバーを経由して約定される場合、1秒未満の世界ではありますが遅延が発生します。
このタイムラグの影響で、意図しないタイミングで約定されてしまう可能性も存在します。
そこで、国外サーバー上で自動売買ツールを動かすことによって、より短時間での約定を可能にしているものがあるのです。
ただしここで注意点があります。
海外サーバーを利用した場合、仮想デスクトップの動作が不安定になったりすると言われているのです。
国内サーバーのほうが、実際の操作では安定している場合が多いため、情報を精査して安定度などを考えて業者を決定しましょう。
ポケットWi-FiでもVPSは使える?

さて、最近普及しているポケットWi-Fiですが、果たしてVPSは使用可能なのでしょうか?
結論から言えば、使用不可能です。
一応、常に接続し続けなければギガ制限にも引っかからない運用が可能です。
ただし、VPSの推奨環境は光回線となっております。
仮想デスクトップは高精度な動画を流し続けているような状況ですからね。
ポケットWi-Fiを使う場面があるとしても、VPSの操作は緊急時の売買ストップ、メンテナンスのみに区切るのが最適だと思います。
記事は以上となります。
当方の提供する無料自動売買ツール「ビースト」と合わせて、VPSを是非ご検討くださると幸いです。
4月15日、LINE公式アカウントが変更となりました。
お手数ですが、それ以前にご登録いただいた方は登録先を変更いただきたく存じます。
記事をお読みいただきありがとうございました。
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